ハチワンダイバーを読んで真剣勝負の凄さを知れた事

ハチワンダイバーは、将棋をテーマにしたラブコメ漫画です。

この漫画は菅田健太郎と呼ばれる青年が主人公で、将棋がかなり強い謎の女性中静そよと対局して段々と将棋や精神が強くなっていくのが印象的な漫画です。

この漫画では菅田健太郎のライバルが数多く登場してきますが、いずれも将棋が強いキャラクターばかりで、読んでいると夢中になって読んでしまいます。

漫画の至る場面でギャグ要素が入っているので、ボードゲームである将棋のルールを自然と詳しく知る事が出来るようになります。途中で鬼将会と呼ばれる団体が出てきて、物語がシリアスな展開を見せますが、その展開の中でもキャラクターの個性が失われる事がないので、長い展開も安心して見る事が出来ます。

この漫画では将棋による戦略の事も詳しく書いてあるので、将棋を詳しく知ってみたいボードゲームマニアの人にもおススメ出来る漫画だと思いました。

この漫画では、中静そよのキャラクター性が予想以上に面白く、歴代の青年漫画の中でもかなり印象的です。中静そよは普段メガネをかけて、クールに振る舞います。実は中静そよは東京の秋葉原でメイド喫茶のメイドとして働いているので、メイドの服装をしています。しかもメイドになった時の中静そよは可愛くなるので、ギャップが面白い漫画だと思いました。

この漫画での将棋を通して人生を真剣に生きる事の大切さを教えられたような気がしたので、実はかなり奥深い漫画だと思いました。人生の夢に破れた主人公が活躍する漫画でもあるので、大きな夢を持っている青年にもおススメ出来る漫画だと思いました。