となりの怪物くん

最近実写映画したことでも話題になった少女漫画「となりの怪物くん」。

ろびこさん作のラブコメ作品で、講談社漫画賞少女部門を受賞、累計発行部数500万部以上の大人気作品です。

個性的な登場人物たちが恋、友情、青春を経験して成長していくそのストーリーは笑いあり、涙ありで疾走感もあるので、一度読んだら止まりません。

超ガリ勉の主人公・雫は些細なことから問題児であるハルと出会い、懐かれることになります。

最初は煙たがっていた雫でしたが、世話を焼くようになりお互いが次第に友情、そして愛情が芽生えていきます。

それぞれ内にコンプレックスを持つ2人は、不器用ながら互いに惹かれ離れ、甘酸っぱい関係を築いていきます。

さらに、そんな2人を個性的な登場人物たちが取り囲み、一生で一度しか経験のできないような高校生らしい日々を過ごしていきます。

本作の魅力は、なんと言っても個性的なキャラクター達の純粋な感情、不器用な距離感、そして弱さを強さに変えていく成長する姿にあると思います。

他人からは長所に見えていることが自分自身ではコンプレックスだったり、また逆にコンプレックスが他人からしたら長所だったり。

手探りで恋や友情を育むキャラクター達が自身達の成長を通して青春を駆け抜けていきます。

うまくいくこともあればうまくいかないこともある。

それが時に微笑ましくて時にもどかしく感じます。

ですが、彼らの成長を見届けたくてページをめくる手は止まりません。

どんな時間もどんな感情も無駄ではない。そう強く思わせてくれる素敵な作品です。